「ダブル・ゴール・リーグ® ~サッカー in 多摩~」(以下、「当リーグ」といいます。)は、 すべての参加者にとって安心・安全な組織・事業づくりを行っていくために、以下の通りセーフガーディングポリシー(以下、「当ポリシー」といいます。)を定めます。
1. 目的
当ポリシーは、当リーグに参加するすべての人、特に子どもや若者、成人であっても支援を必要とする人や、危険にさらされている人たちを、当リーグに関わることにより生じるあらゆる危害から守ることを目的としています。
ここでいう危害とは、以下を指します。
- 当リーグのスタッフや関係者の不適切な行動によるもの
- 当リーグのプログラムの設計と実施の不備によるもの
当ポリシーは、当リーグの義務を定め、運営スタッフや関係者に対しセーフガーディングに関する責任を明確にするものであり、当リーグの事業や業務において、「周知」「予防」「報告」「対応」の4つの柱を通じて、安全保護への取り組みを定めるものです。
2. 定義
セーフガーディングとは、人々の健康や幸福、人権を守り、すべての人があらゆる危害、虐待、無視、搾取から保護され、自由に生きることを可能にするということを意味しています。特に当リーグでは、「組織に関わる⼈々、組織運営、事業が、⼦どもたちや、成⼈でも危険にさらされている⼈たちに、あらゆる形態の危害を与えないことを確実にするために、組織が負うべき責任」と定義します。
3. 適用範囲
本ポリシーは、次の人に対し、当リーグの事業や業務に携わっている間に適用されます。
- 当リーグのスタッフやボランティア、インターン
- 当リーグのプログラムに参加する指導者、保護者、選手、来訪者、支援者(個人、法人)
- 請負業者や協⼒団体を含むすべてのパートナー
4. 周知
- 当リーグは、すべてのスタッフや関係者に対し、当ポリシーを広く周知します。
- 当リーグに参加するチームおよび選手の保護者から、当ポリシーへの同意を得ます。
- 当リーグは、セーフガーディングに関わる問題や懸念が生じたときに、すべての参加者が安心して相談できる環境を整え、相談窓⼝を設置し、周知します。
5. 予防
- 当リーグの責任
- あらゆる危害から人々を保護できるよう、プログラムを適切に設計し運営を行います。
- スタッフがセーフガーディングに関する研修を受けられるようにします。
- セーフガーディングに関する懸念が生じた場合には、迅速かつ適切なプロセスに従ってフォローアップを行います。
- スタッフや関係者の責任
- 当リーグのスタッフや関係者は、以下に挙げる行為は行いません。
- 身体的虐待(叩く、蹴る、つねる、小突くなどのあらゆる暴力)
- 心理的虐待(暴言、侮辱的・攻撃的な言葉遣いや態度、無視、差別など)やネグレクト
- 性的虐待、性的搾取、18歳未満の子どもと性的関係を持つこと
- 児童労働や⼈⾝売買を含む、⼦どもに対する商業的搾取活動に携わること
- その他の人権を侵害するような不当な扱いや言動
6. 報告
- 当リーグは、セーフガーディングに関する問題を報告するための安全で適切な⼿段を提供し、スタッフや関係者、地域社会に周知します。
- ⼀般市⺠、業務パートナー、公的機関等の外部からの苦情も受け付け、適切に対応します。
- 報告者が不利益を被ることがないよう保護するとともに、匿名での報告も受け付け、報告内容や個人情報は慎重に取り扱い、適切に管理します。
- 当リーグのスタッフや関係者は、当ポリシーへの違反や疑わしき行為を認めた場合、速やかに以下担当者への報告を行います。
- 担当者: 吉武 裕平
- 連絡先: info@double-goal-league.fun
- 担当者が然るべき対応を行わない場合や、担当者が当該事案の当事者である場合には、以下に挙げるような外部団体に報告することができます。
- スポーツ庁や日本スポーツ協会、その他の競技団体
- 各地域の福祉保健局
- 児童相談所
- 警察署など
7. 対応
- 当リーグは、正式な内部調査の有無に関わらず、被害を受けた⼈たちの意向を尊重し、心理的サポートや関係機関への橋渡しなど適切な支援を提供します。
- 当リーグは、当ポリシーに違反したスタッフに対し、警告、職務停止、関係機関への通報など適切な懲戒措置を講じます。
- 当リーグは、当ポリシーへの違反行為や疑わしき行為に対処する際には、法令および守秘義務を遵守し、被害を受けた人たちのプライバシーを尊重します。
8. モニタリングと見直し
本ポリシーは、国際的な基準や自らの実践による教訓等に照らして、2年に一度見直し、必要に応じて改定します。
9. 当ポリシーの制定日及び改定日
- 制定: 2025年 2月11日